たかはるから日記回ってきました洸です。
最近サーバーとして練習参加しているので、たかはると話す機会増えたから回してくれたんだと思います。うれしい。
きたこも書いてましたが日記書くのはおそらく今回と次回で最後なので、何書くか考えたんですけど、やっぱりセパタクローのこと書こうかなと思います。
きっと最後は今までの思い出を振り返ると思うので、今回は僕なりにどんなことを考えてセパタクローをしてきたか、ミヤジメソッドを全て公開しようと思います。
もちろん正しいこと、間違っていること、人によって合う合わないなどあると思うので、自分にとって納得できたことを一つでも吸収してくれたらありがたいです。もしくはこの日記をもとに誰かと議論してくれたらうれしいです。
自分で読んでもめちゃ長いし、自分のことを棚に置いて偉そうなことも書いているのでうざいかもだけど、暇な時とか練習で行き詰まった時に呼んでくれたら幸いです。
それでは〜〜いってみよ!!
まずは技術的なことについて基本的な考え方や練習するときの意識について書きます。
レシーブについて
まずレシーブで必要なことは次の3つです。
- ボールの軌道を推測する能力
- 適切な面を作って止める能力
- 実際に面を軌道上に動かす能力
まずボールの軌道を推測する能力についてですが、これは俗に言う球感ってやつです。
基本的に放物線を描いてボールが動くのでその軌道をより早く推測できるといいです。
正直慣れが一番大事だと思います。
次に面を作って止める能力ですが、これがレシーブの基礎です。
ボールが到達するのを待ちきれずに動いてしまったり、足を振ってしまったりすると動いてるボールに面を動かして当てる必要があるのでかなり難しくなります。イメージは野球でスイングとバントどっちが当てやすいかっていうのに近いと思います。
僕は頭レシはかなり止まれる自信がありますが、足レシはまだまだ蹴り上げてしまうことも多いです。
面を止めれない人はレシーブをあげることの前に面を作って止めることを意識して練習するといいと思います。
実際に面を軌道上に動かす能力ですが、重心を意識するのが一番大事だと考えています。
大体へそあたりに重心があると思うのですが、無理な体制になると重心がぶれて倒れてしまいます。重心を意識して体を動かすことで体ごと止まれるようになると思います。
実際には面だけ止まってれば上がるけれど、体ごと止まれた方が面を止めやすいので重心の位置を意識して体を動かして面まで止めるようにするとしっかりと面を作れてレシが安定するかなと考えています。
次に体のどこでレシーブするのかについてです。
これはアタッカーの話になりますが、
基本的には頭で触りたいです。(頭で触ることでコートの前の方でレシーブができてアタックの準備に入りやすいです。)
また、選択肢が多いとどこで触るか迷って結局レシミスすることがあるので、選択肢は減らした方がいいと思います。なので頭で上げれるギリギリのところまで頭であげるようにしたらいいと思います。
理想はももレシはせずに基本的に頭で上げて足元はインサイドで上げる感じです。
頭、右足、左足、の3択くらいになってると判断が楽になると思います。
4年生くらいからは頭レシならなんでも上がるって思っていたので、サーレシ構える時は「足に来い」と思って構えていました。そうすれば足に来ても上がるし、頭に来ても当然上がる。
スローについて
僕は最後までスロー下手くそでした。ごめんなさい。
スロー下手くそな人はたくさんサーバーと話したらいいと思います。どこがナイスローなのかだけじゃなくてどういうブレならカバーできるのか(例えば前後のカバーはできる、山の高さは変えないでほしい)とか
もしくは自分のスローがぶれる時を客観的に調べてもいいかもです。アタックを外した時、ブロックを決めた時、レシーブをミスった時など、人によって癖は違うかもしれませんが、それがわかっててサーバーにも共有できてたら何か変わるかもしれません。変わらないかもしれません。
ブロックについて
麻さんに教えてもらってください。
原則はアタックレシーブのためのブロックをするのがいいと思います。(もちろんトスがオーバーギリギリで確実にドシャっと出来るなら止めに行ってもいい場面もあるとは思います)
あなたが天才なら毎回ドシャっとのためのブロックをしてもいいと思います。
凡人はアタックレシーブのためのブロックしましょう。きっと後ろが上げてくれます。
アタックについて
一応アタッカーなのでアタックについても書きますか
アタックについては正直技術的に伝えたいことはないです。というか6年やったけど、よく分からん。ひたすらアタック打って技術磨いてください。
アタッカーはまずビジョンが大事だと思います。
自分がどんなアタックを打って勝てるようになるかを考えましょう。
僕は1年生の頃にアタッカー飲みがあってその時にいろんなことが出来る器用なアタッカーになりたいって言った気がします。結果的にはかなり器用なアタッカーになった気がする。
自分の性格、得意な事、不得意な事、将来組むであろうレグメイト、その他いろいろ考えてどんなアタッカーになれば勝てるのかを考えるといいと思います。もちろん人によって答えは違うと思います。
どんなアタッカーになりたいかと言われても思いつかない人のためにパッと思いついた例を列挙してみます
・打点だけは負けないマン
・どんなトスからでも外さないマン
・威力めっちゃあってアタレシされないマン
・打ち分けとかフェイント駆使してアタレシされないマン
・両刀竜舞マンダ
大会とかで推しのアタッカーを見つけたらその人を目指すとかでもいいと思います。
やっているうちにビジョンがより明確に見えたり、違うビジョンが見えたりするかもしれません。ただ、ビジョンを掲げずにひたすらアタック打ってる人よりは明確なビジョンを持っている人の方が強くなれるし、レグメイトも組みやすいと思います。
僕1年目のころにアタッカーって点を取るポジションだと思ってたんですけど、途中で点を守るポジションだって知りました。
まあ、要するに基本的に決まる前提でアタックを打つことになるってことです。
外してはいけないプレッシャーに負けないメンタルも必要だし、外しても次は決めれるメンタルも必要です。
ただ、僕はメンタルがあんまり強くないことはわかってたのであんまりメンタル強くしようって思ったことはないです。
どちらかと言うとどんなメンタル状況でもアタック決めれるようになりたいと思って練習してました。アタック以外もだけど
もちろんメンタル強いに越したことないので、メンタル強くする練習とかあったら実践したらいいと思います。あるか知らんけど
アタッカーのやることは基本的に4つでアタック、レシーブ、ブロック、スローなので、それぞれに対する僕の考えをとりあえず書いてみました。
あと、宮路ファンはタップも教えて欲しいかもですね!(相手のトスオーバーをタップできると相手のトサーにプレッシャーかけやすいのでタップおすすめ)
まずは跳ぼう!そして押そう!
僕は2年生の新人戦で、おっささんにそろそろタップやろっかって言われて、やり始めたら意外とすぐに習得できました。難しそうだけどやってみたら意外とできることもあるので挑戦したらいいと思います。
ここまでは技術的な部分で何を考えていたかを書きましたが、次にもっと広くセパタクロー上手くなりたくて何してたかについても書きます。
まず、セパタクローって長くやってる人の方が上手いこと多いってことに気付きました!
1年目より2年目、2年目より3年目の方が上手い傾向にあるじゃないですか!
何当たり前のこと言ってんだって感じですが、これは重要です。
じゃあ、なんで長くやってる人の方が上手いことが多いかって言うと、単純にたくさんセパタクローしてるからですよね。
1年間に52週間あって週3で練習してたら156回練習するわけですね。
1年目の終わりで156回
2年目の終わりで312回
そりゃ、2年目の方が上手い可能性高いですよね
でも、週6で練習出来たなら1年目でも2年目と同じくらい上手くなるかもなんですよ!!!
これって天才的な発明で、たくさん練習したらそれだけ上手くなるってことなんですね。
そりゃそうだろって感じかもしれないけど、僕からしたら盲点でした。
まあなんで、まずはたくさん練習できるようにしました。
当時は4限練が出来たので、1年生の後期は必修以外4限に授業を入れないようにして4限練行ってました。
あと、5限で練習に遅れるのも勿体無いので火、木の5限は入れなかった気がします。
普通に単位足りない計算だったので2年生で教養通いました。単位は落としてないよ。
4限練できないとか知りません。高架下でも公園でも行って練習してください。
あとは、一回の練習でたくさん練習出来た方がいいので体育館が開くまえに行って、優しい管理人さんだと入れてくれるから早めにアップしたりもしてました。
あと、シンプルに同じ時間でも無駄な時間を減らせばたくさん練習できるので、対面レシ→ネット立てますの時は指示される前にポール取りに行ってました。他にも細かいことはいろいろあると思うけど、少しでも練習時間を増やす努力はしたらいいと思います。(自分のためにもみんなのためにも)
練習の質も上げた方がいいかもです!
まあでも僕はあんまり練習の質を高めるのは上手じゃなかったような気がします。
その日の調子にどうしても依存しちゃってましたね。。。
なんで、質上げる工夫あるよって人コメントお願いします!
一つだけやってたのは土曜の1部目ってマジで体動かないから、少し早く起きて散歩してから練習行ってました。それでも、結局日によって動ける人そうじゃない日があってよくわかりませんでした。
練習の取り組みかたはこんな感じです。
次に試合についてです。
めっちゃ勝ってきたわけではないので、あんまり偉そうなことは書けないですが、試合運びとかについても書いてみようと思います。
基本的には男子の話ですが、
まず、セパタクローは3本ずつサーブが交代して21点マッチです。
こっちのサーブ3本と相手のサーブ3本を7回繰り返すことになります。
少しずつレベルが上がってくると男子の試合では、サーレシは基本的に上がるし、アタレシは基本的に上がらないので、サーブ側が完全に不利になります。(エースサーバがいる時を除く)
サーブの本数は常に3本ずつなのでレシーブ側で失点しなければ負けません。(こっちサーブから始めると18オールから3点取られて負けるけど...)
なのでまずはレシ側で3本ずつ上げることを目標にしたらいいと思います。
次にサーブ側ですが、レシ側で3本ずつとり続けれるのであれば、3本で1点取れば万々歳です。
ただ、毎回レシ側で3点取り続けれるわけではないのでそこで失点した分だけはサーブ側で回収する必要があります。
サーブ側はエース、アタレシ、ブロックのどれかでしか点が取れないので(相手がミスしなければ)点を取るのは難しいので、できるだけレシ側3本を取れるように目指したいですね。
上でも書いたアタッカーは点を取るポジションと思いきや点を守るポジションというのはこういう理由からです。
4年目以上は何当たり前なこと書いてんだよって思っているかもしれませんが、若手も読むと思うのであえて改めて書きました。
サーブを3本ずつ打つと6点が動きます。
そのうち3本は基本的には取るべき得点、3本は取られやすい得点です。
ちょっと正確な用語がわからないですが、ここではこの取られやすい3本で点を取ることをブレイクと呼ぶことにしましょう。上述した通りサーブ側が取られやすいので、サーブ側で点を取ることをブレイクと呼ぶことにします。(間違ってたらごめん)
6本中相手にはブレイクされずにこっちが一回ブレイクすると4-2になって2点差が付きます。2回ブレイクすると5-1の4点差です。得点の数え方をブレイク数で数えるようになると試合中にどれだけ相手と差があるのかや、どこで差を離されたかがわかりやすくなると思います。
一本エースとって3本レシ上げると2点差を詰めることになります。これ知った時は目から鱗でした。
まあ、言ってることは当たり前というかそりゃそうだってことなので、何言ってんだって感じかもしれませんが、1人でも納得してくれる人がいるかもと思って書きました。
(めっちゃ保険かけてるw)
上で書いたようにこっちサーブから始めると18オールから3点取られて負けてしまうので、それまでに2ブレイク差つけて20-16にしたら勝てます。(机上の空論)
逆にいうとサーブから始めると2ブレイク差つけないとセット取れないので、実はタイブレまで考えたらコイントス勝ったらサーブ譲ったほうが圧倒的に有利です。何も考えずにサーブ権もらうのはやめましょう。理由があるならいいけど。
タイムアウトについては一般的なことは正直書けないので、うしくん言語化できるならコメントにお願いします。ただタイムアウト大事だというたかはるの感覚はとても正しいと思います。
あとは試合中のテンションも大事だと思います。
大会出るとよくわかりますが、うるさいチームは強いがちです。
たかはるの日記にもありましたが、セパタクローは流れがめちゃ大事なので、試合運びをうまくするためにも声を出すのは大事だと思います。声出さずにしょぼんとしてると相手としてはやりやすいです。
ただ、煽りに関してはノーコメントです。煽る人は煽ればいいと思うし、煽らない人は煽らないでいいと思います。
一つだけ言えるのはめっちゃ煽った後にこっちがミスって煽り返されると結構きついので、それなりのリスクはあるよって思います。あとは試合後に嫌われるような煽りはやめた方がいいと思います。喧嘩するためにセパしてるわけじゃないので。
レグメイクについて
レグの雰囲気もめっちゃ大事だと思います。
レグメイトの事を信用できなければ勝てないよなって思うし、信用もされるべきだと思う。
4年生で道大準優勝したときの打ち上げでキタコが信用は大事的なことを言ってたと思います。
正直俺は信用に足るプレーが出来てたとは思わないけど、誰よりも練習してた自負はあるし、誰よりもセパタクローに向き合ってたからこそ俺のことが信用できたんだろうなと思っています。もちろん技術的に信用を勝ち取ってもいいし、結果で信用を勝ち取ってもいいし、練習への姿勢で信用を勝ち取ってもいいと思いますが、信用できる仲間とレグを組むためには信用される人になるのが一番近道だと思います。
ベンチワークについて
大会でベンチにチームの人がいてくれるとめっちゃありがたいです。
応援で勇気ももらえるし、客観的なアドバイスで立て直したりできます。
自分の試合やアップがあってベンチ入れないこともありますが、できるだけベンチに入って応援したり、外から見てアドバイスとかしながらラポラで強くなれたらいいなと思います。
くじ運について
残念なことに優勝以外は実際にはくじ運が絡んできてしまいます。
ただ、くじ運が良くても最終的には勝てなきゃいい結果にはつながりません。
まずはくじ運が良ければ結果が出せるまでの力をつけましょう。
その後にくじ運のせいだーって文句言いましょう笑
そして自分たちがくじ運が良くて結果が出た時は運も実力のうちとドヤりましょう笑
大事なのはくじ運が良ければ結果を出せる実力がついていることです。
もちろん優勝目指すなら言い訳せずに強くなりましょう。
バモスAムカつくけど準優勝おめでとう。
まあミヤジの脳内探索したらこんな感じでした。
セパタクローは難しいスポーツだけど、シンプルなスポーツだと思います。
アタッカーでやることは上で書いた4つしか無いし、技術的にやるべきことはかなり少ないです。それぞれがめちゃむずいけど...
それでもレグ決めとか試合運びとか考えなきゃいけないことはいくらでもあるし、強いレグはいろいろ考えまくっていると思います。
ただ、自分だけで考えていても幅は広がらないし、この日記を読んだり、同期や先輩後輩と話して各自のセパタクロー理論を確立していってほしいです。
最後の道オープン前に偉そうなこと書きまくったので、大会で恥晒さないように後1週間練習頑張ります。
次は同じくセパタクローバカのちあきに回そうと思います。
第9世代ガチ楽しみだね!!!ホゲータ
おまけ:宮路の足速いキャラの秘密
まあ、足速いです。(翼、悠人、てっぺいにビーチフラッグで勝ったので、証明済み)
けど、コート内で足が速いのは別です。
秘密は瞬発力と最後の一歩です。
瞬発力って細かくみると、ボールが動く方向を把握して自分が動く方向を決めるまでの時間と動く方向が決まってから実際に動いてトップスピードに乗るまでの時間の2つの合計をいかに短くするかだと思います。
前者については次ボールがどこに飛ぶかを常に予想しながらセパする事でだんだん早く判断できるようになると思います。
次にトップスピードに乗るまでの速さですが、僕は一歩目で地面を思いっきり蹴るイメージで踏み出してます。普通やんって思うかもしれないですが、あなたが思う以上に思いっきり蹴って走りだしたらいいかもです。
瞬発力については長くなりましたが以上です。
次に最後の一歩!
これは練習中の姿勢の問題ですが、間に合わないって判断した後にスピードを緩める人がたくさんいます。
もちろんそのプレーでは間に合わないのかもしれないけど、スピードを緩めたら「あとどれくらい速く動けば間に合ったのか」が分からなくなります。しかも意外と間に合います。なのでそのプレーで間に合わないボールでもボールが地面に落ちるまでは諦めるべきじゃないと思います。いつかそのボールが拾える日が来ると思うので!
ここまで足速いキャラの僕がどんな意識で練習したから足速いキャラになれたかを解説しました。
普段の練習から上に書いたことを意識したら足速いキャラを継承できるかもです。(神速の巨人)
ただ、少しでも早く足速いキャラになりたい人に具体的な練習メニューを1つだけ提示します。
まあ、みんな予想ついてるかもだけど、1対1です。
1対1は否定派も少なくはないと思うので、オススメはしづらいですが、明らかに僕の足速いキャラは1対1で培われました。
1対1のいいところは、まず楽しい!
正直アジリティも楽しければアジリティでもいいんですけど、楽しくない人が大半だと思います。
最初は1対1も勝てなきゃつまらないかもしれませんが、やっていくうちに拾えるボールが増えて楽しくなっていくし、そうしてたら勝てるようにもなって楽しくなると思います。
あとは、当たり前ですが1人でコートを守らなきゃいけないので必然的にボールを追いかける回数が増えます。
まあでも、まずは普段の練習から上であげた内容を意識して取り組むといいと思います!
タイムアウトは大事
返信削除基本的には、タイムアウト明けに相手にサーブを打たせるタイミングでとるようにしとる
やから半分はタイムアウトをとれやんことを意識しながら計算しとるかな
俺らは比較的タイミングが遅いと言われる
実際7点とか離れてしまうと相当きついから早めにとるべきなのかもしれやん
正解かどうかはすべて結果論やから、勝てばそのタイミングは正しいし、負ければ無意味ってなるから難しいけど、練習の時の試合からプレイヤーとしての自分と試合の流れを見る1つ上の自分をつくるといいかも
まあこんなこと言うとると仙人とか言われるからそれは気をつけて
及川さんカッコいいですよね!セパで日向&影山の変人速攻してみたい
返信削除くじ運イエーイイエーイ
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