2021/03/17

3番バッター酒井大陸

みなさん、こんばんは。

更新遅れてすみません、卒業生のさかいたりくです。


今は似たようなメンバーで何度目かの卒業旅行で那覇へ向かう飛行機の中です。離陸。


ここから札幌帰る日の投稿を目指して旅の合間を縫って書いていきます。



はじめに最後の自己紹介を軽く。



・名前:酒井大陸

・ポジション:サーバー

・学部:経済学部

・最近:割と美味しいコーヒーを淹れられるようになった

・落単:16単位

(真剣に解いたのに計算間に合わなくて落としたのが1教科。これはムリだ!ってテスト開始10分で退出し当然のように落としたのが3教科。)


数学壊滅人間が経済なんて入るもんじゃないですね。まあ卒業できれば勝ちなんだ。



前置きはこれくらいにして。俺も覚えてる範囲を切り抜いて卒業生らしい日記を書いていきます。


割と誰と出たかとか覚えてる人間なので(はるかは忘れすぎ!笑)俺も少し長めの日記になるとは思いますが、できる限り大きな大会に絞って整理して書いていきます。


最近は離れて久しいですけど、たまには楽しかったり辛かったり熱かったりするセパの話を。

お時間のある時にでも読んでみてください。


この人こんなセパタクロー人生送ってたんだー、こんなこと考えてたんだー、ってことを感じてもらえたら嬉しいです。





1年目 とりあえずサークル気分



4


入学。西高同期のとら、りゅうとと一緒にサッカー系のサークルを探し始める。


四日市高校サッカー部出身の友達に付いてラポラの新歓に顔を出すと、訳分からん競技なのに楽しかった。難しいってなんか楽しいなって。


その後、何個もサークルを回ったけど序盤に行ったラポラの雰囲気が忘れられなくて入ることを決める。ポジションは初めからサーバー。




・道体:一緒に出たのはあつぼー、たくや、しろう


あつぼーて。元気かな?


初めての大会はサーバー2人の4人レグ。当時から神がかり的なレシを上げられるたくやに俺としろうは完全なるおんぶに抱っこだった。スローも投げてくれてありがとう。


敗退は決まっていたけど、予選最終戦で室工の23年相手にタイブレで勝てたのが嬉しかった。試合後は優勝したみたいにイェーイって先輩達がハイタッチしてくれた。




・秋学生:とら、松岡翼


松岡翼て。元気かな?


これは大会当日の雰囲気地獄レグでした。

とらのスローが乱気流だけど一生懸命投げてるのは分かるから何も言えず。練習あんま来なくてトス上がらない翼にも何も言えず。


何も言えないレグが辛いってことを学ぶ。結果は予選敗退。




10月くらい


コンタクトデビュー。世界が変わる。レシが少しずつ拾えるようになる。


代償として、しろうのひげの青さを明確に認識できるようになる。仕方ない。物事はみな等価交換。




・埼玉オープン:とら、ゆうしさん


ともやさんに行け行けって言われてダメ元で勇気振り絞って誘ったらゆうしさんが一緒に出てくれた、実質俺ととらの秋学生リベンジ大会みたいな感じ。


時間の使い方から始まって雰囲気の作り方、試合全体の組み立て方まで。当時のキャプテンと組んでみて初めてこの競技の奥深さを覗けた。あれ?思ってるよりセパって深くて面白いのかも?と気付けた大会だった。


当時ろくにサーブ入らないような1年目と組んでくれたゆうしさんには感謝してます。この時の恩を、いつか自分が先輩になったら後輩に返したいと思いました。




・新人戦:あさ、つよしさん


以降何度も組むことになるあさとは1年目の新人戦が初めて一緒に出た大会。改めて思い出すと不思議な3人だなこれ。


このレグでの俺とあさの仕事はいたってシンプル。

つよしさんが

「もうオレだめだ!」って凹んじゃうのを、

「大丈夫です!つよしさん最高です!」

「ももレシ完璧です!!」って2人で励ますという非常に分かりやすい構図でした。


北海道の方は予選リーグがラポ函室A+俺らとかいう死の組で惨敗、JOCはベスト16止まりと結果はそこそこではあるけどすげー楽しかった。


ちょうどさっきの飲み会であさとあの大会楽しかったねって話もしてた。




3


同期であり密かに目標の一つでもあったキング和田が留年しセパ界から突然失踪する。


あのパーフェクトには4年かけてもなれないな

同期の翔はサーブの威力で並ぶだろう

しろうは誰と組んでも雰囲気を作るのが上手なサーバーになるんだろう

じゃあ俺はレシーブとトスが特に上手いサーバーになりたいな、と将来の目標をぼんやりと思い描く。






2年目 けっこう大変



・春の学生:あさ、てっぺい


本戦不出場。今でも2人の評価が遅れる原因になったと負い目に感じてる大会。


東京での大会数日前に父方の祖父が心筋梗塞で亡くなり、葬式が大会当日に重なってしまった。クラ館に2人を呼び出して俺は泣きながら葬式に出る、ごめんって言ったら2人とも嫌な顔ひとつせず行っておいでって言ってくれた。優しさでまた泣いたのを覚えてる。あの時より上手くなった後の自分で2人と大会に出れなかったのが4年目最大の心残り。


あと、俺が動揺してる中で協会に話通してくれたりとか色々と細かい所での気遣いが優しくて男前すぎて。この出来事以降は尊敬のあまりきたこさんと話すとき緊張するようになる。割とそれは今でも。




・道大:ともやさん、直人さん


春学生の負い目で出るか迷い、誰もが1度くらいは経験してるかもしれないラポラ辞める選択肢が頭の中にあった時期。翔が春学生で結果残してたのもあるし。


ともやさんがレグ決めで「それでも俺はお前が翔より上だって思ってるから」と言ってくれたのでちょっと泣きそうになる。涙腺弱くなってるなこの時期。頑張ろう、と出ることを決める。うぅぁはははって笑う就活明けの直人さんが組んでくれた。


結果は決勝トーナメントの1戦目で敗退だったけど、大好きな先輩達と組めてただただ楽しかった。




・秋学生:ともやさん、しゅーや


転機になった大会。多分しゅーやにとっても。


全く練習のようにできなかった。特に本戦行きが懸かった試合での俺としゅーやは悲惨だったはず。

しろうのキリッ・ウネウネッ・サーブが冴え渡りまくっていたとは言え。


キャプテンは本戦に行って当たり前という風潮の中でともやさんを擁する俺らの結果は予選落ち。


悔しさに沈む中、大会後の友楽飲み会でともやさんに「俺はお前達はもっとできると信じてる、俺を踏み台にして新人戦で頑張ってほしい」と泣きながら言われる。多分涙腺よわよわ期の俺は一緒に泣いてる。以降、大会への向き合い方を改める。考えるようになる。


レグメイトを泣かせるんじゃなくて頼られるようなサーバーになろう、自分自身は凄くて格好良くなくてもいいからただレグを勝たせることのできるサーバーになろう、って。それまでぼんやりしていた目標を明確なものにする。


あと、当時のしゅーやが何を考えていたかはよく分からぬだけど、決勝とかの大一番にめっぽう強くなったのはこの後辺りからの気がする。




・冬の全日:こうさん、たくや


本番、というよりかは練習でたくみさん始めとした上の人と試合がしたくてこうさんと結成したレグ。たくやは1年の道大以来一緒に出れてなかったから誘ってみた。釣れた。よし。


かなりたくさんボコボコにされたけど、新人戦に活かせる経験になったと思う。




・新人戦:あさ、しゅーや


当時自分の中で作ったこのレグのスローガンは

《あささんの仕事を減らそう》。


当時のあさはスローとレシが超苦手だった。懐かしい。その苦手分野が綺麗なアタックとブロックを本番で陰らせてるように見えたから、得意な2つ以外の仕事を全部担当しようと考えた。


ということでスローはしゅーやに投げてもらって、レシ範囲は俺が1歩右に立つことであさの負担を減らして、みたいな感じにした。


新キャプテンで練習も回さないといけないしゅーやの負担は明らかに重かったねこれ。

それでもレシ上げてトス上げてチャンスがあればアタック打って、と試合を回してくれていたのは凄かったんだなって思ってる。

同期でサカナとか言ってすまん。感謝してる。


結果としてはあさが一番のびのびアタック打てるようなレグを作れたと思う。あさはどう思ったかな。


本番は翔のレグを決勝でタイブレの末に破って北海道大会は優勝、JOC3位入賞でメダル。


軸足が浮くフォルトが悔やまれるけど、初めて結果らしい結果を残すことができてほっとした。JOCまで駆けつけて観客席で応援してくれてたともやさんが自分のことのように嬉しそうなのも見て本当に嬉しくなった。




・道オープン:ともやさん、ゆいPセンパイ


トサーがアタッカーを動かすってこういうことなのか、と衝撃に近いものを受けた大会。

ともやさんはセパにちゃんと未練を残して、院試終わったらすぐ戻ってきてくださいねって思ってた。






3年目 翔がずっと海外で寂しい、俺は結果を残そう



・春学生Div.1:こうさん、きたこさん


初めてラポラAとしての出場。歴戦の猛者2人と組むのはものすごく緊張して余裕なんてなかった。とは言えローリングはやっぱり見てて気持ちいい。スカッとする。


この大会はベスト8まで進めたけど再びフォルトでペースを崩され、JOCと同じ日体相手に敗退してしまった。反省。




・夏の全日:麻、けいと


下の代の男子の後輩と出た唯一の大会。

今回のレグの目的は

《けいとスゲーんだぞって所を見せる》。


トサー転向直後で春学生も出れてなかったし。多分あさも同じこと思ってたんじゃないかな。

本番の最後の方は俺の膝が死に気味で結果は出せてないけど、その後のけいとの駆け上がり方を見てたらあの時一緒に大会出れて良かったのかなって思ってる。




・道大:こうさん、きたこさん、


春学生でやらかした後輩をもう一回誘ってくれた先輩2人に感謝しないとって大会。ラポラBとしての出場。


道大に出る上で決めた自分のスローガンは

《宮路パイセンが暴れる場を整える》。


大前提として俺は攻めすぎず崩れない。試合全体で見て仕掛けられそうなタイミングを見極めたり、その時に狙う相手レグの穴をサーブを使って探しておいたり、流れを相手に持っていかれそうな時だけは仲間を鼓舞するような率無視の強気なサーブ打ったり。


とは言え自陣のレシが堅いから基本的に無理してエース取りにいく必要がなくてサーブはラクさせてもらった。

きたこさんの方なんてボール飛んでいったら確実にレシトス上がって基本1点入るし。計算して試合がしやすいのなんの。


決勝トーナメントは札ク連戦だったりと厳しかったけどそれでも準優勝にまで持っていけたのは頑張れたと思ってる。




・秋学生本戦:こうさん、きたこさん


台風により1セット先取・1日開催だった大会。あっという間だった気がする。ベスト32くらいで敗退。




・福島オープン:こころ、うしくん


エンジョイ部門での出場。ゆうしさんとは2年振り2度目。


練習からひたすらレシ上がるからこころ大変でしょうって思ったけど、むしろそれを望んでた節もありそうだしまあいっか。


こころが他団体の人からアタック褒められてるのを見て出て良かったわ〜って思えた。久々の勝ち負けだけじゃない大会も新鮮で楽しかった。






4年目 就活と大会1つだけ



・就活


ラポラの1コ上で就活して卒業した先輩が1人もいなかったから情報集めとか本当に苦労した。


しゅーやとか、たまにどう?って連絡をくれたのは気持ちしんどい時に地味に救われてた。本人は何の気無しかもしれないけど、そういう気遣いはやっぱ俺達の代のキャプテンなんだなぁって思った。

同期で社不適とか言ってすまん。感謝してる。


無事に内定をもらって、好きなことを扱う会社で働くことを決める。




・秋学生北海道予選:あさ、しゅーや


色んなモチベーションの人がいたであろう直近の大会。


俺はしろうが言ってたスタンスを借りて

《楽しみながら鈍りを戻して、当日はしっかり勝っていきたい》みたいな感じ。


やっぱりこの2人と組むのが1番落ち着くなぁって思いながら試合をしてた。準決勝・決勝をタイブレの末に勝ちきれたのも良かった。






長くなりました。


他にはダブルスも楽しかったし、3年目にはチーム戦にも出れました。

筋力・瞬発力・柔軟性が低いなりに頭を使ってセパを楽しめたんじゃないかなって思います。


4年目の心残りは他にも色々あるけど、個人的には1コ下、2コ下のサーバーに練習、試合中に何を考えるかを伝えられなかったのが残念です。


そう思って、この日記ではレグ作り・試合中で考えていたことを何大会分か参考にできる程度細かめに残しました。

物好きな後輩は、いつの日か大会再開された時にでも思い出してみてください。



最後になりますが、一緒に組んでくれた先輩・同期・後輩にもそうでない方々にも最大限の感謝を。

4年間ありがとうございました!



次は4番、ゆきのに回しますね








3 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

ともやさんてやっぱいい先輩やったんやな

しゅーや さんのコメント...

むっつりすけべそう、とか言ってごめん。

ともか さんのコメント...

こんなに考えてセパしてたのね、尊敬です

立川ではしゃぐお上りさんたち

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