2020/06/11

樹木・きのこ・昆虫担当です

けんやです。えーと、手稲山実習のこと書きます。ちゃんと山に登ったのは初めてなんですけど、ちっちゃい頃から森とか散歩するの好きだったので、山道歩くのは割と慣れてました。寒いと思って防寒ちゃんとしていったのにめちゃめちゃ暑かったです。ほんとに暑かった。ガレ場登っていくのとかは疲れたけど楽しかったです。カモシカになった気分。あと山頂で雲海見れたのも最高でした!




手稲山登ってしみじみ思ったのは、やっぱり樹種とか植生遷移とか勉強してからだと見える世界が変わるなーってことです。今まではただの木とか草だったものでも、種類が分かるだけでわくわくします。あと森の成り立ちとかも知っておけば、この辺の森は多分この種類がまず生えてきてそのあとこれが生えてきて、、とかだいたい分かるようになってきます。あ、これ授業で出てきたやつだ!とか中学、高校の教科書で見たことある景色とか出てくるとテンション上がります。テレビで見る芸能人と会う感覚と似てる気がします。



樹木・きのこ・昆虫担当になったみたいなんですけど、まだ特にきのこに関しては全然分かんないです。食べるのは好きです。毒の有無ぐらいは一発で見分けられるようになりたい。森林科学科の授業にきのこ学ってやつがあるんですけど、きのこ界の奥の深さにびっくりしてます。ちなみに世界で一番大きな生き物はオニナラタケっていうきのこらしいです。詳しくは調べてみてください。手稲山でも4つぐらいきのこ見つけたんですけど、2つしか同定できなかったです。だれかきのこに詳しい人いませんかね??



昆虫は今回あんまり見つけられなかったのでちょっと残念でした。でもツチハンミョウ見つけた時はテンションぶちあがりました。今年1かも。あとで調べてわかったんですけどこいつ致死量30mgの猛毒持ってたみたいです。あぶねえあぶねえ。


次は最近書いてなさそうなちなつで。

今回見れた樹木ときのこと昆虫書いときますね。

樹木

ブナ科
・ミズナラ
どんぐりの木。



カバノキ科
・アサダ
樹皮が縦に裂けて剥がれるのが特徴。

・シラカンバ
北大にも生えてる有名な白いやつ。樹皮が横に裂けて剥がれる。

・ウダイカンバ
シラカンバと似てるけどよく見ると違う。樹皮があんまり剥がれない。

・ダケカンバ
シラカンバより樹皮がオレンジっぽい。


カエデ科
・イタヤカエデ
葉っぱが掌状に浅く裂ける。街路樹にもなってる。

・ハウチワカエデ
葉っぱが掌状に裂ける。天狗のうちわみたいな感じ。



クルミ科
・オニグルミ
いわゆるクルミ。穂状の花をつける。



イチイ科
・イチイ
針葉樹。道庁に生えてるらしい。



マツ科
・トドマツ
北大に生えてる。葉っぱの先が2つに分かれる。樹皮が灰色で滑らか。

・エゾマツ
綺麗な赤紫色の果実をつける。

・ハイマツ
highマツだと思ってた。這松だった。



モクレン科
・ホオノキ
葉っぱがめちゃでかい。



ニレ科
・オヒョウ
先端が3つに分かれる特徴的な葉っぱ。



スイカカズラ科
・オオカメノキ
丸い葉っぱ。白くてちっちゃい花が可愛い。亀感はない。



きのこ

サルノコシカケ科
・アミヒラタケ
薄茶色のきのこ。タマチョレイタケ属ってとこが好き。



キシメジ科
・アマタケ
ザ・きのこって感じ。食べれるが腹を満たすには苦労するらしい。


昆虫

ツチハンミョウ科
・ムラサキオオツチハンミョウ
お腹がパンパンのアリみたいなやつ。触ったらただれるらしい。昔忍者が毒薬として使ってたとか使ってなかったとか。


シデムシ科
・ヨツボシヒラタシデムシ
一見ちっちゃいゴキブリ。背中は茶色地に4つの黒いてんてんがついてる。


シロチョウ科
・エゾシロチョウ
北海道だけに分布。白い。


セミ科
・エゾハルゼミ
ふもとの方でずーっと鳴いてた。割と同定に手間取ったやつ。夏感を演出してくれてた。


アゲハチョウ科
・キアゲハ
山頂付近で優雅に飛んでいらっしゃった。幼虫も綺麗なので、個人的に結構好き。


3 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

highマツだと思ってたの分かる、highだから高山植物なのかって思ってた!

はるお さんのコメント...

オオカメノキあったんか~~~気づかへんかった

匿名 さんのコメント...

イチイは北大にもたくさんあります!

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