2022/10/25

食料はガソリンであり肉体はエンジンである

 おれたちはやり遂げた。




険しく厳しい荒野を駆け抜けたのだ......








大工さんの子供、えりあし伸ばしがち

どうもしゅーやです。

あるあるから始めさせていただきます。






まず、

学生おつかれさまでした。

本戦いけるメンバーの方々おめでとうございます!

予選敗退組もいるかと思いますが、まあまだチャンスはいっぱいあります。かくゆう僕も2年生で学生予選落ちで本戦の当日レグメンバーで24の牛角に行きました笑

ふり返ってみればいい経験として今に生かしましょう。






そいえばこの前ぬるっと代替えしましたね。

3年目のみなさんお疲れさまでした!

人数少ない中、コロナ渦の中イレギュラーも多かったと思います。

たいちもおつかれ~

今度みんなで代替え飲みやろや~ (たいちグイッ)



2年目のみなさんは協力して頑張っていただけたらと思います。

わからないことがあったら先輩に聞いてください






本編突入します。


日時 10/16


6:30    17セブン到着

まぶたは重いが、早朝の軽くてどこか新鮮な空気が気持ちいい。

集合場所にいたのはせいやとさとし。


前もって準備していた油をチェーンにさしつつ、学生の途中経過の話をすり合わせていた。


チェーンのコーティングを終わらせ、学生応援の楽しみと道中の不安を胸にペダルを進めた。



6:50    宮の沢駅到着

早朝20分間、軽く走らせ、ひろきが待つ宮の沢に到着。

自転車は停めず、まるで陸上日本代表リレーのバトン渡しかのような、ひろきの流れるような合流に賞賛。



4人のメンバーがそろい、白い恋人パーク近くの高架下から小樽まで直線の道。(国道5号線)


この時点で小樽まで28kmくらい。序盤は平坦な道が続き快走。

札樽を超えると、登り坂が出てくる。


この坂は朝からきつい。かなり体力を奪われた。

寒い朝練のきつい運動をしたとき喉が血の味がするあの感じに近い。


ひろきを筆頭にさとしとおれが続き、坂を上っていく。



あれ、、?


せいやがいない。


彼は朝の2時まで仮眠してそこからES(就活のエントリーするために書くやつ)を書いていたとのこと。

つまり徹夜だったのだ。

実に最高のコンディションである。





後ろを見るとまるで陸でおぼれているかのような苦しさで自転車を漕いでいるせいやが小さく映る。



そんなせいやをよそに、かなり長く続くその坂道の周りは山吹色の絶景。景色に圧倒されながら自転車を進めた。



しばらくの耐えるべき時間の後、ジェットコースターでいう「てっぺん」にたどり着き、せいやを待つ。

ちなみにひろき曰く「頂上」と書いて「うえ」と読むらしい。



全員が坂を登りきった。お互いの顔を見合わせる。お互いが苦しそう。

どうやら僕も含め、みんなかなり体力を使い、4分の4が嘔吐を訴えていたのだ。



しばらく息を整えていると、後ろから文明の力であるハイエースさんが通り過ぎる。




協会カーだ。



全員がこのとき思った。

おれたちは何をしているんだろうと。

電車でいけばええやん。

レンタカー借りればええやん、と。




匿名「もうさ、小樽駅まで行ってそっから海鮮丼食べてサウナ入って帰ろうや」






「ごくり」




この提案にみなが唾を飲み込む。



この質問に全員が賛同したかはわからないが、一気に気が楽になる。



先ほども言った通り、ここからはジェットコースターの「絶叫」の部分だ。



できるだけ体を前に傾け、空気抵抗を減らし、トップスピードを維持する。

トップスピードであれば、加速する前の車くらいなら追い越すことができる。



このまま、スピードに乗り、時間も経過してきた。体が起きはじめ、コンディションが上がる。





なんやかんやして小樽駅に着いたのは8時過ぎだっただろうか。

約34 kmの道のりを1時間半での走行となった。

早朝のトレーニングとしては充分すぎるくらいの満足感だった。




ここで少し休憩をはさむ。

問題は電車に乗るかどうかだ。

ひろきは体が起きてきたらしく、全然いけそうとのこと。

ちなみに余市体育館までは残り24 km


かくゆう僕も日ごろのトレーニング(練習場所までの激チャ)もあり、結構余裕。




体調万全なせいやと体がなまっているさとしは電車に乗りたげ。



幸運にも国道5号線はJR駅に沿っており、小樽・塩谷・蘭島・余市駅とすべてが駅の通り道だった。





しゅーや「とりあえず、自転車進めて、時間的にきつかったら(試合開始10時)蘭島とかで電車のろ」



さとし、せいや「うむ」


蘭島までは約10 kmの道のり。


小樽までは自転車で何度か来たことがあるが、そこからは未知の領域。


山なのか谷なのか、平坦なのか、そもそも道はあるのか。



ここまで来たら行くしかない。

僕たちを突き動かすのは学生の試合観戦の楽しみさ、と、少しの達成感。



実際のところ、小樽を超えると最初、少し上り坂が続いたが、それ以降はほとんど下り。




スピードに乗った自転車に向かってくる海風が僕らの疲労した太ももを冷やしていく。



蘭島駅に着いたのは9時ちょうど。

せいやも元気を取り戻し、コンビニで休憩する。




おや、さとしがいない。



どうやらスピードに乗った3人がさとしを置いて行ってしまっていたらしい。


いつものさとしは豪快に進んでいくパワータイプのメンバーだが、この日は違った。

明らかにへばっていた。

遅い。遅すぎて心配になってくる。



少し心配しながらも、コンビニで僕たちは、下がいるってちょっと安心するよな。と最低な発言で談笑



チャリで一番後ろに取り残されるという状況は遊園地でひとり迷子になる子供くらい心細くてしんどい。



ゆって3分くらいだろうか。

さとしが坂道を降りてくる。

どうやらさとしは道がわからなくなって不安になった模様。

無事合流できてよかった。




蘭島はラポラでよく海BBQをする場とさせてもらっている。

ここまでチャリで来たのか。


蘭島駅近くのコンビニでおれたちは自分自身に酔いしれる。



「おれたちってかっこいいよな」


自分たちを褒め称えあった。

そうしないと心が折れそうになるからだ。




余市体育館まで残り14 km

時刻は9時過ぎ。


蘭島を超えると、お疲れ様と言わんばかりの平坦な道。



道路が僕たちの頑張りを祝福してくれている。

ここまで来ると余裕が生まれ世間話も弾んでくる。




残り 3km



のこりわずか、だれもが勝利を確信したとき、















9:30  ひろき自転車パンク






神はやはり平等だった。

イケメン高身長高学歴というゲームバランス崩壊の人生で彼はナーフ(弱体化)を食らったのだ。




ひろきアーメン。





偶然にも近くにある自転車屋さんでパンク修理をすることになり、残り3人は会場へと向かう。






余市体育館到着時刻

9:50



走行距離 58 km




おれたちはやり遂げた。




険しく厳しい荒野を駆け抜けたのだ......













以上がチャリ応援団の裏事情でした。







帰りのダイジェスト

小樽にてしゅーやの相棒チャリ(名前はジェシカ)がパンク

偶然隣にいた協会カーに乗ってもいいとありがたいお言葉。(協会運営お疲れさまでした。)

近くに自転車屋さんがあったので断ったが、今思えば乗っておけばよかった



協会カーと解散後、そのチャリ屋はクローズしており絶望。



その後、みきおの協力がありなんとか帰れました。

みきおありがとう。












最後に

卒業勢は大学生活もあと5か月となり、悔いのないよう過ごせればと思ってます。

もうすぐ道大ですね。

道大は北海道だけの大会ではありますが、なんか毎年一番気合が入る大会な気がしています。

ガチ大会は道大がラスト??だし、最後の夏って感じです。


みんなで頑張りましょう!!!!!


ばっっっちこぉぉぉぉぉぉい!!!!





みきお、みやもと組んでくれてありがと、がんばろね~(応化レグ)





これで日記終わりたいと思います。

次に日記は今日の練習で目に留まった人にします。




PS:冬時期は体育館を使う団体が増えるのでいつもより体育館が取りにくくなります。


26日明日のキャン待ちはできるだけ頑張りましょう。

5 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

みんなの体調が心配になる…

匿名 さんのコメント...

“頂上”で待ってます

しゅーや さんのコメント...

次はとうやです。

もり さんのコメント...

チャリ止めず走りながら合流するの好き

匿名 さんのコメント...

陸で溺れるせいやさんすこ

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