いつもは日記は回された直後から書き始めるのですが、いろいろ立て込んでいてなかなか書く暇と体力がなかったので、今急いで書いてます。
北大の研究牧場(新ひだか町)で育てた牛の牛肉の販売の第5回目のご案内です。
例年は外部販売をしておりますが、今年はコロナ禍の影響で流通が厳しい状況にあり、
北大の皆さんにご購入のご協力を7月当初よりお願いしております。
第1回目(7/1)第2回(7/21)第3回目(8/7)第4回(9/10)の販売案内後、
多くの皆様からご購入依頼のご連絡をいただいております。現在までのところ、
6月~8月生産分の概ね12頭分の牛肉がほぼ完売した状況にあります。ご購入いただいた
皆様方には心より感謝申し上げます。残り2頭分程度の販売をご案内します。
商品によっては人気があり不足しているものもあり、また月一回のお引渡しとなるため、
お引渡しを長期にわたりお待ちいただいている皆様には心からお詫び申し上げます。
概ね月末ごとに順次ご注文順にお渡ししますのでご了承のほどよろしくお願いします。
また、牛が目標体重に達してから出荷のため段階的な販売になりますので、お待ちいただく
こともあることをご理解いただければ幸いです。
なお、10月24日現在の待ち数を差し引いた販売可能な数量は、
ステーキ 約300パック
すき焼き 約130パック
焼肉 0パック
スライス 290パック
ハンバーグ 1400パック
ローストビーフ 0パック
です。
ハンバーグが余っていますのでご購入の検討いただければ幸いです。
なお、ハンバーグについては焼きすぎると固かった!という感想を頂いております。
牛肉100%ですので、少しレア気味に焼いていただければうまみのある肉汁がお楽しみ
いただけるものと思いますので、どうぞお試しください。
特徴的な牛肉が生産される「北大の研究牧場」については、
牧場長の河合正人先生からのご紹介が下記にあります。
購入は、以下のサイト(北大マルシェCafé&Labo)から可能です。
https://forms.gle/1wGy71PdiXmAjZE58
URL 牛肉チラシ
https://www.agr.hokudai.ac.jp/file/kaikei-w/20200630_chirashi.pdf
「草で育てた短角和牛の赤身の美味しさを」 静内研究牧場長 河合正人
私どもの牧場では、470ヘクタールの土地で150頭の肉用牛と100頭のウマを飼育し、
粗飼料(草)主体での家畜生産システムに関する教育研究を行ってきております。
すなわち、光合成によって太陽エネルギーから有機物を作り出した植物を草食家畜が食べて成長、
生産し、糞尿は放牧地あるいは堆肥として採草地や飼料畑に還元する。
牧場外部から持ち込む化学肥料や購入飼料を極力少なくした物質循環を第一に考え、
ウシの健康にも配慮した持続可能な家畜生産システムを目指しています。
当場で飼育している肉用牛は放牧に適しているとされる「日本短角種」という赤身肉が特徴の
和牛で、春から秋にかけては放牧のみで飼養しています。
また、放牧に出せない冬の間も、場内で収穫した牧乾草と飼料用トウモロコシのサイレージを
中心に与え、冬季および肥育時に給与する輸入穀物の量も、我が国で肉用牛に与えられている
通常の量の1/4程度にまで減らした、特色ある飼い方をしています。
この度、株式会社北の牧場舎および北大マルシェCafé &
Laboの協力のもと、当場の短角牛肉と
その加工食品を販売していただくこととなりました。
この機会に是非、北大の短角牛を味わっていただき、皆さんが働く北大には広大な牧場があり、
そこでは草をメインとするエサで牛肉を作るという取り組みをしている、特色ある牛肉であることを、
広く知っていただければと考えております。
加えて、新型コロナウィルスがもたらした外食産業への影響は皆さんご存じの通り非常に大きく、
食肉業者は多くの在庫を抱え、牛肉の価格は暴落しております。
その結果、生産農家が大きな痛手を負い、大学の施設とはいえ、北大牧場も例外ではありません。
北大短角牛をご賞味いただき、皆様方にご協力いただけますと幸いです。
以下に、静内研究牧場について紹介されています。
牧場紹介YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=OdQSigGVieE
北大HPの牧場紹介
https://www.hokudai.ac.jp/news/2020/04/post-653.html?fbclid=IwAR1-tMVgA3AGJC
読売新聞掲載「どさんこ」の記事
https://www.yomiuri.co.jp/national/20200425-OYT1T50140/
研究牧場に関するお問い合わせは下記まで
河合 正人
北海道大学北方生物圏フィールド科学センター
耕地圏ステーション 静内研究牧場 牧場長
持続的生物生領域 生物生産体系分野 准教授
〒056-0141 北海道日高郡新ひだか町静内御園111番地
TEL: 0146-46-2021 FAX: 0146-46-2927
e-mail:m_kawai@fsc.hokudai.ac.jp
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北海道大学農学・食資源学事務部
庶務担当 岩見 雅大
〒060-8589 札幌市北区北9条西9丁目
TEL 011(706)2506
E-mail shomu@agr.hokudai.ac.jp(担当共通)
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